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HOME 協会だより一覧 晴歩雨読 №2 2019.3.27
コラム

晴歩雨読 №2 2019.3.27

  第8回鹿島酒蔵ツーリズム2019に行ってみました。

  酒飲みにとっては天国みたいな催しだという噂を聞きつけ、開催初日の3月23日に行ってみることにしました。 
  公式情報によると、午前9時半から総合開会式があるとのことでしたが、「その時間だと沢山の人達が到着しているので会場に行くのは早いに越したことはない」との天の声が。そこで、午前9時前に肥前鹿島駅に着く電車に乗りました。
  定刻通り着いた駅前にはすでに沢山の人達が・・・。早速、総合案内所で公式ガイドブック300円也を入手。これには酒蔵スタンプラリーが掲載されていて、9蔵制覇すれば豪華賞品がゲットできる抽選に参加できるということなので、無料巡回バスをうまく利用して一日でクリアすることを目標にスタート。
  ただ、巡回バスの始発は9時半。現在の時間は9時丁度。というわけで、まず、歩いていける矢野酒造へ。



  この写真は矢野酒造の無料試飲コーナー。試飲用の猪口で3種類試飲。酒蔵出口にあった振る舞いの金粉入り樽酒を大きめの猪口で2杯。現在時間午前9時15分。
  このペースで試飲を続ければどういうことになるのかいささか不安を抱えながらも巡回バス乗り場へ。



  次の目的地、浜宿の花と酒まつり会場へ。バス降車地より歩いて5分の光武酒造場で試飲2杯(以下試飲猪口サイズ)瓶詰め工場見学。浜宿街道沿いの会場を歩いて5分の富久千代酒造へ。ここはワイン品評会で世界一になった「鍋島大吟醸」の蔵元とあって午前10時前だというのに人だかり。グラス・バッジ付チケット1,200円也を手に入れるために並ぶこと20分。ようやくゲットして試飲コーナーで徐にグラスを差し出すこと3回。ちくわ天ぷらを肴に暫しスタンドバー気分に浸り次へ。街道沿いの出店で蒟蒻、豆腐、芋の天ぷらなどを食し(これは有料)歩くこと10分で幸姫酒造で生酒とドブロクを試飲。きゅうりの粕漬けがあったので「このツマミ美味しい」と言ったところ、そこのスタッフから「つまみではありません。試食コーナーです」と嗜められる始末。かなり酔いが回ってきています。

  風は冷たいものの陽もさしてきて、ゆらゆらといい気分で街道を歩くこと15分、峰松酒造場でさらに試飲2杯。そのあと、超満員の巡回バスに乗ってチョット離れた五町田酒造へ。東長試飲2杯。隣の瀬頭酒造で東一、梅酒など計5杯試飲。
  ここまで来たら制覇も間近。ただ、移動距離がいささか長くなるのであとは時間との戦い。嬉野会場行きのバスに揺られること20分、「虎之児」で有名な井手酒造で振る舞いお茶プラス虎之児試飲2杯。

  メイン会場に戻るバスに乗って20数分。バスの中は「あなた何回目?どこから?どこの酒がお気に入り?」などなど、見知らぬ人どおしなのにお酒談義で大盛り上がり。
  メイン会場に着いたのが午後4時半。聞けば巡回バスの運行は午後5時半終了とのこと。急いで最終目的地の馬場酒造行きに乗り「能古見」の試飲で9蔵制覇達成。
クジ運の悪いこといつもどおりで豪華賞品抽選には外れたものの、大満足の気分で夕日の映える肥前鹿島駅をあとにしました。

  一日で歩いた距離も相当なものでしたが、それ以上の飲み食いで体の健康に良かったかどうかはいささか疑問ですが、鹿島の人々の意気込みを肌で感じることができるいいイベントでした。来年もまた行こう。
  〈佐賀県社会保険協会 山下〉









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